松本メディカルクリニックは、運動器疾患に対して、EBM（Evidence Based Medicine：根拠に基づく医学）を基本概念とし、プロフェッショナルな意識を常に持ち、最良の治療をご提供する所存でございます。

院長　松本 憲尚　（まつもと のりなお）

昭和63年大阪大学医学部卒業、同年整形外科に入局。
平成8年大阪大学医学部整形外科大学院卒業。膝関節専門医として大阪厚生年金病院に8年間（平成10年～平成18年）勤務。その間で膝関節手術（靭帯、半月、人工関節など）1,600例施行。2006年9月松本メディカルクリニック開業。現在、日本関節鏡学会評議員。最近のトピックスとしては、週刊朝日増刊号（整形外科、人工関節）に掲載されました。また、JR尼崎の脱線事故の際、宝塚歌劇団の女優さんの膝の手術の担当医として、フジテレビ・読売テレビに出演いたしました。

医師　松本 直子　（まつもと なおこ）

大阪府天王寺高等学校を経て1989年高知医科大学卒業。
同年大阪大学医学部第４内科学、遺伝・加齢医学講座に入局。
関連医療機関にて研修、研鑽を積む。
内科臨床医として診療しつつ、2012年より本町メディカルクリニックにて美容医療に取り組み始め現在に至る。

吉川教授のコメント

大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学（整形外科）

松本憲尚先生、ご開業おめでとう。

松本先生は、前職の大阪厚生年金病院では整形外科のエースであり、膝の専門医として非常に優れた技術と知識を有しているドクターで、わが阪大病院整形外科でも大変貴重な人材でした。

今回、松本君がご開業されました松本メディカルクリニックは、最新鋭の画像診断装置を有する非常に優れた医療機関であり、松本君の専門性を発揮するにはベストな環境と感じますし、私個人も積極的に応援させていただきたいと思っております。
阪大整形外科としても、松本メディカルクリニックと松本君の専門性を活かして、
研究活動にも利用させていただく事で今後も密接に連携していきたいと考えております。

これからも地域の方に愛される医療機関になるようにがんばってください。

近年のマスメディア、特にインターネットの発展に伴い、医療情報は氾濫し、患者様の医療に対する知識も高度化しています。
それにより、専門医による治療を希望されるケースが増加していく傾向にあります。

一方、医療現場では、医療の専門家・細分化が進んでいます。
例えば、整形外科では膝関節・脊椎・股関節・肩関節・手・リウマチ・腫瘍・小児整形と細分化され、それぞれの専門医が担当するなど、整形外科を例に挙げても、8種類の専門分野があるのです。
実際の医療の現場においては、これほどの細分化が進められているにも関わらず、患者様にはその事が伝わっていない状況です。今、かかりつけの先生が何の専門医かをご存知でない方がほとんどではないでしょうか。

医師は種々の学会に所属し、一定の講習を受けて試験に合格すれば、複数個の専門医を表記することができます。しかし、一人の医師が一般整形に関する基礎知識の習得と手術を含めた臨床経験数からすると、8種類の専門分野のうち、1種類の専門医になるのがやっとなのです。
患者様には、このような事実を加味して医師をお選びいただければと存じます。

私の専門分野は、膝関節（中高齢者の膝痛・スポーツをされる方の膝外傷・膝痛）です。ここ、茨木の地において、本当の専門性を有する地域医療をご提供するべく、努めていく所存です。